民俗学とは、人々の生活や文化を研究する学問です。
その分野は、衣食住からお盆や祭りなどの年中行事、結婚や葬送などの人生儀礼、昔話や民謡など多岐にわたります。
その中には、どちらかと言えば負の伝承、現在の人から見ると一笑に付されるような事象もあります。
今回の講座では、①幽霊、②妖怪、③呪い、④病のまじない－の4つを取り上げます。
非科学的ではあるけれども、それぞれの事象には裏の姿や隠された意味があります。
幽霊と妖怪はどう違うのか、岡山にしかいない妖怪はいるのか、丑の刻参りとお雛さまの共通点とは何か、なぜ病の治療にまじないを行うのか…。
岡山や全国の事例を紐解きながら、ご一緒に民俗学の旅に出てみましょう。

（作画：越山洋三）